うちに「まもかあ」がいるんですけど? 

 強面で喧嘩腰だけど、お化けが怖くて涙もろい父。身体は小さいが心は逞しく、常にいきすぎた断舎利を貫く母。身の回りのことは何一つできない二匹の銭亀。そして元同人女の私。そんな家族の騒々しい日常+α。

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冬コミ直前だらけの旅 

2012/12/20 Thu.

 28日の冬コミ初日に参加するにあたって、ひなこは前日27日昼ぐらいに東京入りいたしました。

(2003年12月27日(土)の日記より)

 東京駅にて夏に続いて今回もお世話になる宿主、S子さん(Sにあらず)と合流。

 彼女に連れられ、即座にだ●けめぐりに旅立つひなこ(←オタクの鑑)。

 ひさしぶりに訪れただ●けはなんだか場所が変わってしまっていて、ひなこがたどりついたところは買い取り専門の場所でした。

 2人で『?』という顔をしていると店員さんに声をかけられてしまう。

店員『当店にどういったご用ですか』

S姐『売り場が分からなくて、ここは買い取り専門ですよね?』

店員(←にこりともしないで睨み加減。しかも早口だ。)『どういった内容の本をお探しですか?』

S子姐「あ…えっと…」

 恥を知っているS子さんはひるんでしまう。

「同人誌です女の子向けです!!」はっきりきっぱり。


 はるばる飛行機で1時間20分かけてやって来たひなこの背中には『旅の恥はかき捨て』の文字がでかい顔してのしかかっている。

 オタク店員に気おされてなんかやらない。



店員「そこを左に曲がって階段降りて、まっすぐいって左につきあたって…なんたらかんたら…」

↑早口でよく分からんかったけれど、S子さんは理解できたようなのでいいかと…トンネル…。

 S子さんの後をひっついていってなんとか目的の地へ辿りつけたひなこ。



 今回ひなこはだらけ捜索本リスト表紙イラスト付を持参し、捜索助手をかってでてくれた大変親切なS子さんに提示。

ひ『探しているのはこの本なの。表紙イラ入ってないのはたいへん地味な装釘で表紙にはタイトル文字しか印刷されてないという売る気に欠ける作りなんだけど(おおきなお世話だ)、とってもおもしろい本で是非とも手に入れておきたいのよ!お願いします!!』

 捜索はあっという間に終了いたしました。

 このジャンルのコーナーは大変品揃えが悪かったのであります…。

 ひなこの探している本はA5サイズの小説本だった為、B5サイズの本ははなから捜索の必要もなく、B5本の間に肩身せまくたたずんでいるA5本は捜索するという程の数がなかったのであります。


ひ『何故…?前のジャンルよりまだでかいジャンルなはずなのにこの数の少なさはどうよ!?まだ前の方がサークル分けしてもらえるくらいにはあるよ!!』

S姐『いや、ひなこさん…前ジャンルはもう離れてて処分する人、が多いってことで決して現ジャンルの人が本を出してないってことではないのよ。まだ手放せないでいるだけだと思うわ。それにここのだ●けには有名な前ジャンル好きの店員さんがいるくらいだからほら…。』

 痛い現実を大変軽く言ってくれるS子さんに励まされ、もう一件あるだ●けに旅立つ2人…。
 
 そしてそこでもひなこの目的の本は1冊たりとも手に入らなかったのであります…。くうっ…。

 誰か早く売っておくれよ~!!(←自分勝手)




 2件目には商業誌の中古本も列んでいたのでS子さんとこの本がよかったあの本には泣かされたとぐるぐる見てまわり、満喫してから退場。

 ついでにうちの完売済の本があったら欲しいという方がいたので探してみましたが、見つけられず…すでに買い取ってさえもらえてない可能性があります…チーン。

 だ●けの次の目的は化粧品。

 せっかく化粧品に詳しいS子さんがお供してくれているので、しっかり化粧品コーナー巡りに出発。

S姐「最初にこれつけて、その後アイホールにこのハケでこれ塗って、次にこの筆でアイラインひいて…」

「そんなに覚えられないよ!!」

S子姐普通だからこれ。あなたの年代の人は普通に塗ってるのよ、修得してておかしくない技術なのよ?」


ひ「えっそうなの?」

店員「はい。」(大変愛想のよいかわいらしい店員さんでした。見習えだ●け!)

ひ「まつげにこれ塗る時うっかり目蓋についてしまって朝の時間のない時は困るから普段の日はしないのよね。」

S姐「今日してるの?」

ひ「うん、してるよ」

S姐「ほんとにしてるの?」

ひ「うん、してるよ」

S姐「下地してる?」

「何それ?」

S姐「ひなこさんはまつげがない訳じゃないよ。ちゃんと横からみたらあるから。ちゃんとビューラーして下地つけてあげたらもっとまつげの存在がはっきりするよ。目蓋につかないような器具もあるからほら。」

 店から金貰ってるのか?というくらい積極的なセールスをしてくれるS子さん。

 横でにこにこ手助けしてくれる店員さん。

 ひなこはなんだかんだと結構な代金を支払った…。


 次にウインドウショッピング。

 うっかり『こういう服欲しかったのに地元にはなかったのよね』の一言でウインドウですまなくなり…。

 またここの店員さんも愛想よくかわしらしい方で…ついつい2人はお買い上げ…。



 S子さん宅に帰りついた時には9時を回っておりました。

 しかしながら、まだやらなくてはならないことが…。

S姐「今朝10時過ぎにやっと原稿が終わってね…」

ひ「うんうん大変だったね」

S姐「Dから表紙が出来上がって来てるみたい」

ひ「描いてもらえたんだね。よかったね。」

 「で、製本できてるの?」



S姐「だから朝10時過ぎに上がったって言ったじゃない。できてないわよ。」

ひ「え?打ち出しも?」

S姐「打ち出しも!」


ひ「…分かったわ…打ち出ししてくれたら面付けするから…」

 S子さんはいそいそとマイパソをプリンターに接続。

 Dさんがデーターで送って来てくれた絵のプリントにかかる。

S姐「あれ?どうするのかしら?プリントが始まらないわ。」

ひ「?あの…もしかしてやったことないの?イラストのプリントアウト…」

S姐「うんないよ。必要なかったから。私字書きだし…いつもはTちゃんがしてくれたから。」


ひ「Kさん…(=Tちゃん)~そうやってなんでもやってあげてしまうから…!!ほんとに有難すぎる存在だよKさん~」

ひ「用紙選択の後グレイスケールってのを選んで画質はきれいにして…」

S姐「すごいね~なんでそんなに知ってるの?」

ひ「私絵描きだからさ…その近くのコンビニのコピー機ってゼ●ックスって言ってたよね?」

S姐「うん。最近できたばかりだから新しい機種だよ。」

ひ「じゃあ、原稿選択を写真にすればグレイで出したやつでも普通よりきれいに白黒コピーできるから楽だね。」



 面付けを済ませて、コンビニへGO!しかし先客がいた…そしてS子さんはサイフが空だということに気がついた…。

ひ「丁度いいよ。取りに帰って戻って来たらきっとあの人達も終わってるよ。」

S姐「こういう時は前向き思考なんだね」

(↑いつもひなこの後ろ向き思考にふりまわされていたらしいことが判明…汗)



 ゼ●ックスはひなこが普段店で使い慣れているのでとても楽に早くコピーをする事ができラッキーだった。

 自分が店でコピー機に詳しいらしいその手のお客さんに訳知り顔でコピー機のトラブルを解消する為に勝手にいじられるのが迷惑だと思っているので、紙づまりしたり用紙切れしてしまったのを何もしないで店員さんを呼んだら、…店員さんは全くコピー機についての知識がないらしく『どうしたいいんだろう?』と頭をかかえてしまったのであります。

 どうしたらと言われてもよ… 


 帰宅後ひなこがお風呂に入っている間にS子姐は製本を済ませてしまっていたのでその日はそのまま就寝。

(仕方ないのでコピー機は店員さん断って治させてもらった)


 翌日は5時起床でいよいよ本番だ!



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コピー誌製本! 

2012/12/18 Tue.

 うっかり風邪をひきこんでしまい、熱が出ない為会社も休めず、帰宅後はすぐ就寝して回復に努めてましたが、いまだ全快せず…そのままコピー本製作に突入しておりました。

(2005年10月30日(日)の日記より)

 土曜日の2時にコピー屋さんに駆け込み。

 コピーが終了したのが6時過ぎ…刷りも刷ったり4桁枚数…その間ひなこ以外のお客さんが1人も来なかったのが奇跡です…。

 誰に邪魔されることなく刷り続けましたよ。

 その夜、

『たまには私の役にたってくれたっていいろう?』

という大変謙虚なひなこの要請に、Sさんが泊まり込みで製本のお手伝いに来てくれました。

 嫌がりもせず、手みやげ(ローソンオリジナルのジュース)まで持参して。

  ひなこはSさんの為にVIPルーム(テレビ(見る間はないが)&電話(使わないが)&ふかふかおふとん(寝る時間あるのか?)&コミック『大奥』(よしながふみ著←布教。ひなこは杉下が好きだ)付き個室を用意して待っておりました。

 SさんはVIPルームを見るなり



S『え~1人で寝るが寂しいやん~』

とひなこと同室を希望して来た。



 そんなにひなこが好きですか?



ひ『私今風邪ひいてるから、Sに感染させる訳にはイカンやろう。ゴホンッゲホンッ』



ひゃ~っそりゃ勘弁!私しばらく仕事がハードスケジュールなってるから今風邪ひくわけにはイカンもん!あんた絶対私には感染しなよ!あっコレ、牧師(トライ●ン)の死ぬ回のビデオ持って来たの。観ながらやっていい?』




 絶対感染してやる…。
 

 前回オンリー搬入分のコピー本製本作業でひなこのコミックをごっそり落とした(K嬢いわく)呪われた本を作ってくれたSさんの轍をふまない為、今回はかっちり枚数分をコピーし並べ、(ひなこが数えた)最後に数がきっかり合うように準備してからとりかかりました。

 頁を反対に折ってはさんでたり、2枚同じ頁をはさんでたり、Sさんが『何~故オフに~し~な~い~!?』とぐずったりしましたが、最終的に数が合わないことでミスの方は発見でき、間違いなく製本作業を終えました。

 製本作業が終了したのは日曜の1時でした。

 それから化粧切りをする為、ひなこの職場へ持ち込み、その後やっと遅い昼食にありつく二人。



『お腹と背中がくっつきそ~はら減った~』



 こう書くとひなこがSに食事を与えず24時間こきつかったかのようで聞こえが悪いが、ちゃんと朝食は朝9時に与えています。



 再び、ひなこの自宅に戻ったふたりは今度は発送準備にとりかかりました。

 注文書と数を合わせて本を用意し(Sさんが数えた)、Sさん封筒へ宛名書き、ひなこは手紙作り&宛名の確認。

 Sさんが封筒へ入れる作業、ひなこが梱包する作業を担当。



 そして事件は起こったのであります。



『大変!足りないよ!』


ひ『えっ!?間違って入れたりしたの!?2冊入れたん?』



 封筒開いて、注文書と照らしあわせながらひとつひとつ確認するハメに…。



 なんだか具合が悪くなるひなこ。

S『おかしいなあ。ちゃんと合ってる…』

ひ『イベント搬入分の数を数えてみて、数が合わんかったら通販分の数を出し間違ってるってことよ。』



 かくして、搬入分が4冊程多かったのであります。



『S…数もろくに数えられないのか?』

 ひなこ夕食をとりながら、検温する。



『Sのおかげで体温下がってしもうたやないの!どうしてくれる!』

『下がったんやったらええやないの』


『36度4分だったのが36度きっかりになってしもうた!血の気が下がったんじゃっ





 とりあえず、無事に発送いたしました。

 これもひとえにSさんのおかげです。

 しかし、 コピーはこのへんで最後にしとうございます。




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昔の少女マンガ 

2012/12/15 Sat.

 急に昔の少女漫画が読みたくなりまして、『あさきゆめみし』と『キャンディ・キャンディ』を。

 どちらも持っていないのでヤフオクで検索。

 あさきゆめみしは今流通してるのが文庫版のみで…あれを文庫で見るのは目がつぶれる為、オークションで出回っていないか探しましたら、ちょうと手ごろな価格で愛蔵版がありましたので購入しました。

 ところがB5判でびっくり!A5判だと思ってました…でかくて手が疲れる~。

 キャンディ・キャンディは文庫版でいいと思って探してたんですが…話題作で絶版モノなだけあって始まり値自体が高くて手が出ない~。



 あさきゆめみし読んでいますと…夜這いの視点が男性側であることが多くて行為がモノローグで正当化されてしまうのですが、女性側視点だといきなり見た事もない人がうす暗い寝間におしやってきて襲われる訳ですから、おそろしいことこの上ないです!!


 しかも本人の了承なく手引きしてくれる侍従がその後もおとがめなしになってることにはあきれてしまいます。

 昔の少女漫画で未だに疑問なのが、スケバン刑事。

 梁山泊編第七高等少年院一号棟でサキが急性盲腸炎の仮病を使った時そのタネをいずれ明かすとサキが言ってるのですが、目を皿のように全巻読んでもタネが明かされてる様子がないのですよ!!

 気になって仕方ありません!!

 いったいどうやって医者の目をごまかせたのよ~!?



 なんだか精神的に疲れた時に無性に読みたくなる『小さなお茶会』。

 文庫で出た時に喜んで購入してたのですが、これがダイジェスト版で、完全版が単行本で初売されていることに気付きあぜん…。

 これは文庫サイズで十分なのに…当初の花とゆめコミックスで全巻買うよりも高くつく!!

 最近完全版とか言って昔の作品が高めの値で装釘をよくして発売されるのは、もうコミック市場が大人をターゲットにしないと子供相手では商売にならなくなってきている証のような気がしますね。


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ひなこ梅田で迷子になる! 

2012/12/11 Tue.

 PM2:00 ひなこと同人友のMさんは梅田で迷子になっていた。

(2001年08月25日(土)の日記より)

 午前中順調だったツケがまわってきたのかもしれない…。

 その日ひなこは朝5時半に友人S宅にバイクを止め、6:05発の空港行きリムジンバスをバス停で待っていた。

 バスは15分ほど遅れて来たが、飛行機出発時刻にはずいぶん余裕をみていたので全く問題ではなかった。

 ただ、今回も完徹(3日寝ていないらしい)をし、マックスハイテンションなSのマシンガントークにたえなければならなかった事をのぞけば…。

 バスが走っている最中も、空港で搭乗を待ってる間も、飛行機飛んでる中でも、伊丹で別れるまで(Sは大阪インテックス夏のイベント両日参加だった)彼女はしゃべりとおしてくれた。

(絶対なんかあぶなげな薬やってそうだよ!!)


 伊丹でSと別れた後、ひなこは同人友Mさんと合流し、エキスポランドへ。

 エキスポランドは空いていた。

 どのアトラクションも列ばずに乗れるのだ!

 五月にUSJで何時間も列んだひなこは有頂天になった。

 地元には遊園地がない。

 なので小中高と遠足で遊園地に行くことはまず不可能だった。

 自分でお金を稼ぐようになって初めて満足いくまで遊んだのがエキスポランドである(4年前の夏の大阪C.City)。


M「私遊園地は学生の頃来たきりだから、ジェットコースターとかあんまり乗った事なくて、できたら軽めのやつから慣らしていきたいんだけど…。」

ひ「いいよ。じゃあオロチ(ブランコ状態で乗るジェットコースター。ひなこは三年前来るなりこれに乗り、まだどの乗り物も乗って無いのに一発気分が悪くなった経験がある。しかし気迫でこの後ジェットコースターの梯子をやった。つーかやらされた。一歩でも歩くと吐くよ!!という状態だったにも関わらず大変思いやりのあるハズの兄嫁と友人Aは許してくれなかったのだ。「遊びに連れて行ってあげる。」と言って大阪くんだりまで連れて来て売り子をさせた事を2人とも恨んでいたのかもしれない…。)は風神雷神?(立ったまま乗るジェットコースター)が平気だったらということで。」

 できればオロチにリベンジを!とは思っていたが、睡眠不足のままアレに乗ると酔う事を身を持って知っている為、とりあえず軽めのものからスタートしようと2人は風神雷神を目指す。


ひ「あれが風神雷神よ。テストしてるみたい。」

 残念ながら風神雷神は試運転中だった。

 しかしMさんには幸運だった。

 ひなこの言う軽めのものはMさんにとってはまったく軽くなどなかった事がこの後判明することになるからだ。

 Mさんは水ものは好きだ。

 スプラッシュフォール(落差15mから水面めがけて急降下するウォーターライド。)や急流すべりバックスピンはお気に入りだ。

 しかし、ダイダラザウルス(全長2340mの長距離ジェットコースター前半半分は高低差が激しく、後半半分は急カーブがメイン)はいかんかったらしい。

 ひなこが楽しく笑ってる横で悲鳴がたえなかった。

 どうやら高低差がいかんらしい。

 先に風神雷神乗らなくて正解だった。

 ダイダラでこの疲れようならあれ乗ったらしばらくは動けなかったかもしれない。



 エキスランドを昼過ぎに出て、めざすは梅田のまんだらけ。

 Mさんは梅田にホテルをとっていたので一度荷物をおきに寄る事に。

ひ「ホテルの場所分かる?地図持って来た?」

「ううん。でもたぶん分かる大丈夫だよ。」

 ひなこ一瞬気が遠くなる。

 一度も行った事のないホテルに行くのに地図を持たず場所の把握もしてないけれど 「大丈夫だ」と言いきるMさんをひなこは無条件で信じれる程気は大きくない。

 そういえばSも地図を持ってきたためしがない。

 これはO型の気質なのだろうか。

 いささか神経質なA型(当時はまだA型でした)ひなこは準備体操なしにプールに入る事ができない性格、しっかり地図持参。

 その上あらかじめMさんから聞いておいたホテル名と場所もチェック済み。

 誰か誉めてやって欲しい。



ひ「たぶんそうかなと思ってMさんのホテルもマークしといたよ。」

M「えっホント?有難う!」

 地図は持っている。

 地図上でホテルの位置もチェック済み。

 最後の問題はこの駅のどの出口から出れば一番近いかがよく把握できていない事だった。

 ひなこにとって梅田駅は鬼門である。

 何せ迷わなかった回数の方が少ないのだ。

 5月は迷ってる間に空港行きリムジンバスが出てしまい。

 ひなことSはタクシーで伊丹に行かなければならなくなった…。



M「とりあえずそこからでてみようよ。」

 一応ホームの駅地図をながめながらMさんは言う。

ひ「え?大丈夫なの?」←この手の会話に嫌な過去を思い出す。

「大丈夫大丈夫。」

 とある説によるとO型は原始の血らしい。A,B,AB型にはない野生の何かを持っているのかもしれない。

 Mさんについて行くと阪急百貨店辺りに出た。

ひ「こっからどの道行けばいいのかな。ホテルは曽根崎警察署の前の道を真直ぐ行ったところみたいよ。曽根崎警察署見える?」

M「とりあえずあっちの交差点行ってみようよ。」

 Mさんにうながされ、見なれた交差点へやってくると曽根崎警察署はすぐだった。

 やはりO型には野生の何かが?

 しかし気がつくと、正しく道を進んでいれば見えるはずのない陸橋が見えるのだ。

 もうホテルに着いてもいいくらいには歩いている。

 おかしい…。


ひ「なんかおかしいよ。陸橋なんか地図にのってないもん。ここどこよ?」

M「誰かに聞いた方が早いよ。」


 思い立ったら即実行型なので、近くにあったTSUTAYAに入りお姉さんを捕まえ現在位置を教えてもらう。

 …が、よく分からない。

 お姉さんは『たぶんこの辺なんですよ。』とあやふやなのだ。

 自分が働いてる場所くらいちゃんと把握しとけよ!と思うが行こうとしている場所を把握できずに迷子になってる自分にはそれを攻める資格がないことをひなこはちゃんと分かっている。

 あたりを彷徨うがデタラメに歩き回ると駅に戻る事も難しくなるので大胆には動けない。

 暑くて咽も乾いてきたな。

 とふと見るとローソンが、お茶を購入し(さすがに何も購入せず道だけを教えてもらう度胸と、ずうずうしさは持ち合わせていない。) レジのお姉さんにまた地図を見てもらう。


お姉さん「ここは堂山町ですよ。シャンピアホテルは扇町公園の前だから店を出て右行って、交差点あるから右にまがって進んで行くと病院があるからそこ左に曲がって関西テレビの看板目印に進んで行くと公園に出るからその前で分かると思います。」

ひ&M「はい分かりました。有難うございました。」

(↑2人とも返事はいい。ので自分分かってないが、相手はきっと分かっているとお互い思っていた。すぐにそれは間違いだと気付くが。)


 実はこの時点ではふたりともよく理解はできていなかった。

 何故なら右、左で道を教えられても慣れてないのでよく分からないのだ。

 ひなこの地元もMさんの地元も道案内は全て東西南北で行われているのである。

 自分の身体の向きが重要になる左右での案内ははっきり言って信用ならないのだ。

 お姉さんが信用ならないのではない自分の身体向きが信用ならないのだ。

 かと言って今ここで東西南北で案内されてもどっちが北だか把握できていないから同じなのだが…。

M「とりあえずここ曲がってみよう。」

 これが新潟の友人Kさんのセリフなら絶対同意しないが、野生の何かを多少なりとも信じたいひなこはMさんについていくことにする。

 後で気付いたことだが、道を教える際、地元の人間は小さな道は数に入れない傾向にある。

 しかしながら、道に迷った当人にしてみれば、どんな道も見のがすまい!との意気込みなのだ。

 その道を進んで行くと何故か先細りになって行く。

 これは路地裏というのではなかろうか?

 いやしかしまだ病院も関西テレビの看板も見えていない、ここで曲がってはいけない。

 つき進むベシ!!(ひなこの得意技=根拠のない自信と強い思い込み。)



M「ねえこのへんで曲がった方がよくない?」

ひ「え?でもまだ病院見えてないよ?」

M「でもなんかヤバイよ。このへんで曲がっとかないといけないよ。曲がろうよ!」


 Mさんの野生の血がさわいでいるのだ!!

 ここはアテにならない自分の自信より(←自覚はあるのだ)Mさんの野生の血を(正確には原始の血だ)信じなければ!!
 


 かくして、Mさんの言うとおりに曲がりしばらくすると病院と看板が見えて来たのだ。

 どうやらローソンを出て曲がる道を間違えていたようだ。

 お姉さんの行った道はもう少し行った先の大きな交差点をさしていた。

 Mさんの野性の血は正しくこのことを差していたのだった。

 彷徨うこと1時間半、通常間違わずにすすめば駅から15分程のシャンピアホテルに到着した。

 のちに一本道を間違えた原因が発覚する。

 曽根崎署の次ぎの交差点は地下に一度降りなければならず、地下道におりた際、方角を少し間違い、左側の出口に出たのがいけなかったのだ。

 その時点でひなこは違和感をおぼえみちきさんに「こっちの出口でいいの?」と言った記憶がある。

 Mさんは「大丈夫大丈夫。」と…。



 はたしてO型野生の血はどこまで信用できるのだろうか?


 その後単独ではお互い行った事のないまんだらけに奇跡的に迷わずに辿り着き、多少時間はぎりぎりだったがSとの待ち合わせ場所の難波25番とひなこは念をおしておいた。


 出口にて合流する。

つくなりSは不機嫌だった。

「お前の携帯捨ててしまえっ!!何度ならしてもつながらんような役立たずは必要ないっ!!」

 どうやら何度も携帯に電話かけてくれたらしい。

 Sの携帯は諸事情で使えない為(自業自得だが)連絡はSからしか取れない状況だったのだ。

 おまけに待ち合わせ時間を6時30分(45分だった)だと思い更に早い目に着いてしまっていたSは待ってる間にホントに待ち合わせはここでいいのか?と色々と不安になっていたようだ。

 おまけに携帯は繋がらないし。


ひ「ごめんよ。地下鉄乗ってたから電波とどかんかったんよ。さっき下の改札で待ってたんだけど(25番出口出たところ。と言っておきながら自分自身が改札出たとこと勘違いしてたひなこ)留守録聞いて出てきたのよ。待った?」

S「あたし、店の予約が45分かと思って、先に行ったんじゃないかとか遅れるんじゃないかとか心配したわよ!」

ひ「ごめんよ~。こちら、Mさん。」

 S初めてMさんの存在に気付く。

S「あっ初めまして。どうも~。宜しくお願いします~。」

 
 Sの外面は、見てると恥ずかしくなるほど良い。

 その晩はMさん行き付けの割烹料理屋さんに連れて言ってもらうことになっていた。

 Sもひなこも前回大阪ではハズレをひいているためその店にかける期待は大きい。

 道々さっきまで怒っていたSは急に猫撫で声になる。


S「あのな~。先あやまっとくな~。勘弁してな~。」

ひ「?何よ?なんかしたの?」

S「私がお金払うからさ~。」

ひ「何したんよ!?」

「えへっ。ホテルで有料番組観ちゃった…」

「アダルトかい!!」

「なんでじゃ!バトロワに決まってるやろ!!」


 Sはイベント終わって一旦ホテルに荷物を置きに行ったところ有料番組にバトルロワイヤルが入っている<事を発見し、つい誘惑にまけて観てしまったのだそうだ。

 TUTAYAで借りれば500円ですむところを1500円も払って。



 Mさんに連れて行ってもらった割烹料理屋さんはほんとに美味しかった。

 以前Nさんが絶賛していたなす田楽は秀逸だ。

 ひなこはお酒が飲めない為、酒の味は分からないけれど酒好きのSが美味しいといっぱい飲んでいたのでやはり美味しいのだろう。

 大阪で初めてまともに美味しいものを食べる事ができたひなことSは大満足だ。



 Mさんと別れてホテルに戻る頃にはSは酔っぱらいになっていた。
 
 ホテルは17階だった。

 部屋にたどりつき、鍵を開ける瞬間。

 ひなこは足下が揺れる感覚に襲われた。

 おかしい…。

 そんなに飲んではいないはずなのに。


「S!!地震やっ!揺れた!!」

「はあ?あたしずううっと揺れてるでえ~。」えへらえへら

ひ「?地震ちゃうんかな?とりあえず非常口確認しとこ。(←A型)」


 地震だった。翌朝のニュースでは震度2~3くらいだったのだ。

 被害がないのでまったく問題はなかったが。


S「先お風呂入ってきいや。あたしまたバトロワ観るし、コピ本製本するし~。」

ひ「また観るんかい!!……もう好きにしいや…。耳線持ってきてるから…。」


 その夜Sはバトロワを計3回繰返して観たのだった。

 耳線は持って来ていたものの、人の気配に敏感なひなこはSがふとんに入るまで結局寝られず、翌朝気がつくと到底サークル入場時間を守れるような時間ではなかったのだった…。

「バトロワ憎し!!」

「ひさしぶりにぐっすり眠れたわ。気分爽快や!」

「S許すまじ…!!」



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ここまで違うのか体感温度! 

2012/11/11 Sun.

 1/8大阪インテックスC.City当日。(2006年01月08日(日)の日記より)

 ひなこは5時起きで大阪行きの始発便に乗る為、空港へと向かっておりました。

 車に乗り込むなり、合体でスペースとっているKさんからのメールがめったに鳴らないひなこの携帯のメール着信音楽を聴かせてくれました。

 内容は以下のとおり


K『すいませんギャー!もーすぐインテなんですが、Pが熱出しました。なんかブルブルしてるんでコンビニで体温計買って計ったら八度越しててヤバげです…。Pの兄貴がインフルエンザらしく、うつったもよう(;_;)
保険証を家に置いてて病院にも行けず、このまま連れてくワケにもいかないので引き返します…!以下略』


 唯一の戦力『P曹長』が倒れてしまった…!!


(Kさんは少年兵=1人じゃイベントに来ることも難しいレベル)なので頭数に入らず)

 いくらなんでもひなこたったひとりで2スペはキツイ…滝汗。

 しかし、マラリアで苦しんでいるP曹長=単身完璧に1スペ仕切れるレベル)を野戦病院から引きずり出すなんて非道なことはできない。…どうしたものか…



 ひなこが想定外の事態に呆然としていると、運転手の父が

父『Mさんは飛行機飛んだろうかね?雪大丈夫やろうかね?』

 そうだっ今回はMさん軍曹=単身2スペ仕切れるレベル)が休暇中(一般参加)で大阪に参戦するんだった!

 吹雪いてさえなければ飛行機は飛んでるはず!!

 空港着くなりM軍曹の携帯鳴らす。



ひ『Mさん助けて~売り子さんがインフルエンザで倒れちゃったの!』


M『いいよ~!日頃の行いがイイせいか飛行機飛んでくれるみたいだから。今空港向かってるところ~待っててね~』

 ひなこが会場に辿りついたのは開場15分前、設営頑張るも準備間に合わないうちに開場してしまい、御買い物に来て下さった読み手様を出直させてしまうしまつ…。
(ひなこは伍長レベル=なんとか単身そこそこ1スペ仕切れるレベル


 今まで自分はほんとにいろんな戦友に助けられていたんだなあと過去の戦(=イベント)を思い返ししみじみとしてしまいました。(原稿修羅場中は放置されるのだが…)しみじみしながら手は動かす。

 

 大阪は寒かったです。



 昨年の1月に来た時にくらべればまだマシでしたが、とてもコートは脱げません

 厚着したまま荷物抱えてうろうろした為に身体中がこってしまい、翌日マッサージのお姉さんに『肩も腰も背中もパンパンになってますよ!』と言われてしまいました。



 そして…豪雪地帯から援軍に来たM軍曹とM2曹長はスペースに付くなり



『やあ、暑いねえ』ふう(溜息)やれやれ

と言ってコートを脱いでしまわれたのです!



 そう言えば以前3月のオンリーに参加した時、ひなこは東京のあまりの寒さにカタカタ震えながら会場入りしたのですが、同じく参加していた北海道の方

『東京は暑くて、空港のロッカーにコート預けて来ました』

と言ってセーター一枚で笑っていらっしゃいました。



 ひなこの地元が南国のように暖かい訳ではなんですよ。

 それなりに冬は寒いです。

 北国が冬暖かく過ごす為に家を寒さ対策重視で作っているのに対し、ひなこの地元は夏の暑さと湿気、台風対策重視で作られている為暖房付けてなければ家の外も中もほとんど同じ気温になります。

 証拠に北海道から来た父の知り合いが

『なにここ北海道よりも寒いよ!(家の中が)』

と驚いたくらいです。(雪ふってるのに、家中の窓全開にしたがる雪女=母のせいだ。)



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2017-08

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